千葉県佐原市にある油茂(あぶも)製油が作る「ごま油で作ったラー油」をご存知でしょうか?
この記事ではAmazonや楽天などネット上で見つけた油茂製油のごま油で作ったラー油のクチコミや、実際に買って試してみた感想をご紹介します。
私は佐原市に観光に行った際に偶然見つけたのですが、調べてみるとテレビでも紹介されたことがある、ラー油の中でも味が良く、歴史の長い商品だったことがわかったんです。
>美味しいラー油を日本全国から12商品取り寄せて比較した記事もこちらにあります
この記事の目次
Amazonに油茂(あぶも)製油の「ごま油で作ったラー油」の口コミがありました。
ついていたレビューは全部で5つで、総合評価は4.6でした!
5つ中4つは良い評価だったので、総合点も高いですね。
悪い口コミもありました。
油茂製油の「ごま油で作ったラー油」は、香りと辛さに定評があるようです。
実際に買って試してみましたが、他社のごまラー油と比べると確かに辛味は強く、クセになる味でした。
創業370年(!)の老舗のごま油専門店が作っているだけあり、ごま油の風味もしっかりとしていますが、純度が高くクセがない香りのため、「普段からごま油が好きでごま油の強い香りを求めている!」という方には物足りないかもしれません。
色々なごまラー油を使っている中でこの油茂製油の「ごま油で作ったラー油」思ったのは、とても風味が良いのに、どんな料理にも「馴染む」ラー油だということです。
ラー油といえば餃子だと思いますが、もちろん餃子に合わせてもしっかりと際立つパンチは持ちつつ、おうどんや味噌汁などの出汁にも合わせやすい万能ラー油でした。
見た目からは想像が出来ないピリリとした辛さが特徴で、ごまラー油の中でも辛味は強い方です。
辛味の種類としては山椒系の舌がピリッと来る辛さがやや優勢ですが、後から熱を持った唐辛子の辛味が足早に追いかけてきて、中盤から後半まで後を引きます。
普段の生活の中で使いやすく、ハマると何にでもかけてしまうラー油です。
ごま油の香りを強く求めている方はごま油と合掛けにしてもらうか、かどやの黒ごまラー油は「THE かどや」な香りなので、オススメかもしれません。
私が試した中だと、㈱まんてんTYの「一番搾り黒ごま油で創ったラー油」はごま油の風味・辛味ともに申し分なく、とてもオススメです。
油茂製油のごま油で作ったラー油の総合評価は、かどやの黒ごまラー油を基準で50点と置いた時、辛さ75点、ごま油の風味45点、その他の風味もあわせた総合風味50点でした。
唐辛子の熱さに加えて山椒系のピリピリした辛味が舌を刺激し、中盤から後半まであとを引きます。
なんだか懐かしい見た目に似合わず、今回比較をしたラー油12個の中で、辛味は上から2番目くらいに強いです。
どっちの料理ショーにも出演したことのあるこのラー油は、創業なんと370年!のごま油屋さんがひとつひとつ丁寧に作っています。
ごま油の良い香りはするのに、料理の邪魔をしないため、和食にも合うくらい何にでもかけられる万能なごまラー油です。
油茂製油のごま油で作ったラー油は総合的に評価が高く、何にでも使える万能性を持ったラー油でした。
下記のような人にはおすすめです。
野菜炒めに使っても、おうどんにかけても、麻婆豆腐に入れても、どれも美味しくなるのがごまラー油の良いところですが、このラー油は本当に邪魔をせずに風味をプラスワンして引き立ててくれます。
逆にクセの強い、入っていることを主張するラー油が好みの方は別のラー油がおすすめです。
油茂製油のごま油で作ったラー油の原材料は食用ごま油・唐辛子・山椒・桂皮・八角・陳皮・長葱・生姜・ニンニクです。
原材料は配合量の多い順から並ぶんですが、やっぱり唐辛子・山椒が強いです。
逆に長葱・生姜・ニンニクは弱めで、これがクセのない程よい風味を形作っているようです。
どのスパイスも漢方で使われるくらい身体には良いもので、無添加なので安心ですね。
でも使いすぎには要注意です。
油茂製油のごま油で作ったラー油はかなり万能なので何にでも合うんですが、私が特に好きなのは溶き卵を入れたうどんにかける方法です。
七味よりも辛味が際立ち、香りもふわっとクセがないので出汁と相性が良く、とても美味しくなります。
麻婆豆腐などの中華に入れると味を本格派にしてくれます。
また、油茂製油のごま油で作ったラー油の万能性を実感できるのが、お味噌汁や納豆に入れても美味しいということ。
是非一回試してみて下さい!
油茂製油のごま油で作ったラー油はテレビで取り上げられ、一時期在庫切れになってしまったほどの売れ行きでした。
読売テレビ『どっちの料理ショー』にて特選素材として紹介されました。
関口宏さんが紹介する「冷やし坦々麺」。
『ごま油で作った 最高級ラー油』が、「本日の特選素材」として登場し、冷やし坦々麺を勝利へと導きます。
ラー油を試食した関口さん。
「うまい!」と絶句!
今回の栄冠は、5対2で冷やし坦々麺。
布施さん 「自称 芸能界きってのカレー好きなんですよ。今日は僕の中で歴史的な一日なんです。ラー油がカレーを超えたんですよ。やっぱり、ラー油ですね。」と、冷やし坦々麺の勝利の決め手は、『最高級ラー油』でした。
Amazonの商品説明より引用
製造元の油茂製油は、伊能忠敬の故郷である千葉県の佐原市にあります。
佐原は昔から江戸で使われる醤油、みりん、油などの、生活インフラに近い食品を製造していた土地で、今でも小江戸の町並みが残る関東の商人の町です。
あの伊能忠敬も、地図を作るまでは佐原で商人をしていて、家の事業を何倍にもでかくした実業家だったとか。
そんな佐原市で創業370年もの歴史を持つのが油茂製油です。
「玉締め」と呼ばれる今ではほとんど使われていない古式製油法を今でも守り続けています。
私が行った時はおばあちゃんが対応してくれました。
建物も歴史を感じる趣のある店構えです。
公式サイトでも購入できるんですが、送料も考えて選んだのはAmazonでした。
Amazonマーケットプレイスの出品ですが、Amazonが発送している商品なので、Prime対象になっています。
他にも楽天やYahooショッピングでも購入可能なようですね。
気に入ったら大きめのサイズを買うほうが送料が相対的に安くなります。